白米をレベチでおいしくする方法。

こんにちはnicciです。

今日はどこのご家庭でも主食として食べられている白米、ごはんをより美味しくする方法をご紹介しますね。

さっそくですが、洗い米って聞いたことありますか?

洗い米とは、米を研いで水切りし、一定時間(30分〜1時間)水に浸して吸水させた状態の米のことです。

ひと手間かけて、この洗い米を使うだけで、ごはんは見違える程に美味しくなります。
つやつやで、1粒1粒しっかり芯から炊きあがり、甘味が出ます。
お米のポテンシャルを引き出してくれます。

洗い米調理法。

調理法といっても簡単です!普段のお米の研ぎ方に時間をかけるだけ。

まずお米を洗います。700g程度。うちは4人家族で2~3日分ですね。
お米は水を吸うと1・3倍くらいに体積が増えるので気持ち大きめのボールで用意します。

サーとかき混ぜながら、水を4~5回ほど換えます。

水が濁らなくなり、透き通ってきたらお米より1~2cm上にお水を張り、60分浸水させます。

お米が水を吸って白く、膨らんできてるのわかりますか?

お米が水を吸って、白く膨らんできているのわかりますか?

60分経ったら、ざるに上げよく水を切り90分乾燥させます。しっかり水分を乾かすことで水の軽量を邪魔しません。
こちらが完成した洗い米。全体が水を吸って、膨らんで白くなってますよね。

私が勤めている日本料理のお店でやっている方法は、洗い米に対して水分は0.8です。
洗い米300g炊く様でしたら水分240g。我が家は圧力鍋で炊いてますがこの割合でやってます。

炊飯ジャーで炊く場合も0.8割で大丈夫です。しかも、洗い米を使えば早炊きモードで炊いても美味しく仕上がります。
土鍋でたく場合はこげつきやすいので、少し水分を増やして0.9でやってみてくださいね。

工程自体はとても簡単なのですが時間がかかるので、家(4人家族)では、一度に三回分くらいのお米を研ぎます。その後冷蔵庫で保管2~3日保管できます。

なぜこんなひと手間をかけるかというと、お米は「乾物」だからです。乾物という視点を持つとこの工程も腑に落ちます。

干ししいたけを使う時も、昆布だしをとるときも煮豆をつくる時も、乾物って一旦、水に浸して戻しますよね。その感覚です。

私はお米が乾物という事にしっくりくるまで時間がかかりました。

だってお米は乾物であり、精米した時点から生鮮食品、対極の要素が2つ入っていておもしろいですよね。

この洗い米を使えば、どんな方法で炊いていてもいつものお米がワンランク上になること間違いなし。

是非、ためしてみてくださいね。

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